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瞑想の本質と科学との関係

Updated: Nov 21, 2020

皆さんは瞑想をされたことはありますか?

瞑想と聞くとどのようなイメージを持たれますか?


“雑念が常に出てきて集中できない、苦しい”

"何も考えないことが瞑想”


瞑想に対してこのように思われる方は少なからずいらっしゃるかと思いますし、私も以前はそう思っていました。今でも雑念と戦いながら瞑想をすることもあります。しかし雑念を持ちながら行うこともちゃんとした瞑想であり、大切なことは”そんな自分をジャッジせずにただ観察すること”です。


YOGAの世界の中では、アーサナ(いわゆる多くの人が言うヨガ:マット上での運動)は、グルが瞑想で長く座り続けられるためにやることと言われるくらい、瞑想はYOGAのゴールの達成にとても重要なものです。


ただ瞑想はよく健康に良いとは聞くけど、どうように良いのでしょうか? 今回は瞑想の科学的な観点から立証された効果について、学んだことをシェアさせてください。


瞑想とテロメア

皆さんは「テロメア」をご存知でしょうか? テロメアとは、DNAを格納する染色体の末端を保護する役割を持つものです。(染色体が靴ひもだとすると、テロメアは靴ひもの両方の先端を覆い保護するワックスのようなもの、というイメージです。)


2009年にノーベル生物学賞・医学賞を受賞し、テロメアの研究で有名なアメリカの生物学者エリザベス・H・ブラックバーン氏によると、

「テロメアが染色体を適切に保護できていないと、細胞は補充されず機能しなくなり、そして細胞が老化し、心血管疾患や、糖尿病、免疫力の低下などを引き起こす」

と言われています。

このように、テロメアはアンチエイジングや病気の予防にとても重要な役割を持つことがわかります。


さらに最新の調査では、「瞑想をすることは健康の促進とテロメアの伸長に繋がる、と多くの論文で科学的に証明されている」と言います。


ブラックバーン氏は、 「習慣的な瞑想は、ストレスを大きく軽減し、健康で快適な生活が促進することに繋がり、テロメアの伸長に影響します。しかし、ストレスや間違ったダイエット、人間関係の悪化などがテロメアを短くする恐れがあります。」と言います。


しかも、たった数ヶ月間の瞑想でそれらの有益な効果が現れ、長期間やればアンチエイジングに大きく効果が現れます。


瞑想は脳を変える

アメリカの分子生物学の研究者サラ・W・ラザール氏は、

「瞑想は脳を変える」と明らかにしました。


ラザール氏の研究によると、「長期間瞑想をしている人は聴覚と感覚皮質の灰白質が増加していること」が分かりました。

瞑想は呼吸やマインドに意識を向けるため、感覚機能が向上していることが理由だと考えられます。さらに、「それらの人々は脳の前頭前皮質(前頭葉の前側の領域)も増加している」ことが分かりました。これはワーキングメモリー(脳に情報を一時的に保持し、処理する能力)や決断力と関係のある部分です。


長期間の瞑想実践者に関する最初の研究では、50歳の瞑想実践者の前頭前皮質の量は、25歳の人間が持つ量と同じだったと明らかになっております。




これらを初めて知った方もご存知だった方も、瞑想についてどのように思われますか?



このような研究によって証明された瞑想の効果は、数え切れないほどまだまだたくさんありますが、これらを知った上でも瞑想をしたいと全く思わない人がいるのであれば、私はむしろ疑問に思います。


もし瞑想にご興味を持たれた方は、ぜひ1日5分からでも始めて頂きたいです。週1度の30分間の瞑想より、毎日5分の瞑想があなたの人生を変えるかもしれません。



ご質問などありましたらお気軽にメッセージやコメントをいただければと思います。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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